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特別講演
- 武藤 学 先生(京都大学 大学院 医学研究科 腫瘍薬物治療学講座 教授):
CyberOncology技術を基軸にしたリアルワールドデータ収集と活用
[4月9日(金)第1チャンネル 13:20-14:20]
- 佐々木真理 先生(岩手医科大学 医歯薬総合研究所 超高磁場MRI診断・病態研究部門 教授):
多施設臨床研究における脳画像クラウド情報システムの意義
[4月10日(土)第2チャンネル 10:10-11:10]
- 工藤 與亮 先生(北海道大学大学院 医学研究院 画像診断学教室 教授):
定量的磁化率マッピング法によるアルツハイマー病の早期診断MRI
[4月10日(土)第2チャンネル 14:20-15:20]
シンポジウム
- 画像で頚動脈プラークの病態を解明する
頚動脈プラークの病態解明は主にMRI、頚部エコー、CT、で行われています。最近はOCT等血管内からの画像あるいはそこを流れる画像流体解析にも注目が集まっています。本シンポジウムでは、各画像法を駆使した頚動脈プラークの病態解明について発表・議論していただきます。
[4月9日(金)第1チャンネル 8:40-10:10]
- 頚動脈MRIプラークイメージ:
東 美菜子 先生(宮崎大学医学部 病態解析医学講座 放射線医学分野)
- 光干渉断層法を用いた頚動脈プラークイメージング:
山田 清文 先生(兵庫医科大学 脳神経外科)
- 超音波を用いた頚動脈プラークの病態解明:
斎藤こずえ 先生(奈良県立医科大学 脳神経内科・脳卒中センター)
- MRIを用いた頚動脈プラーク内出血診断による病態解明と治療戦略:
吉田 和道 先生(京都大学 医学部 脳神経外科)
- 頚動脈プラーク内新生血管とプラーク性状、大脳白質病変との関連:
久門 良明 先生(和昌会 貞本病院 脳神経外科)
- 神経画像を用いたグリオーマの臨床研究
近年、グリオーマの診断において不可欠となった遺伝子分子診断を神経画像によって推測する試みは画期的なテーマとなっています。一方、遺伝子診断ですべてが解決されるわけではなく、臨床現場における手術戦略や治療効果判定などに対し様々な神経画像を適材適所で応用することも重要です。遺伝子医療の時代における神経画像を用いたグリオーマの臨床研究について議論をしていただきます。
[4月9日(金)第2チャンネル 10:10-11:40]
- Radiomicsを用いたグリオーマの病態解析:
木下 学 先生(大阪大学 大学院医学系研究科 脳神経外科)
- グリオーマにおけるCT、メチオニンPET所見と1p/19q欠失:
齋藤 太一 先生(東京女子医科大学 脳神経外科)
- 分子診断に基づいて再分類したグリオーマにおけるMethionine PETと臨床経過の検討:
田村 郁 先生(東京医科歯科大学 脳神経外科)
- グリオーマにおける低酸素細胞トレーサー18F−FRP170集積部位の腫瘍内環境:
別府 高明 先生(岩手医科大学 脳神経外科)
- 膠芽腫に対するbevacizumab治療効果予測にPET検査は有用か:
三宅 啓介 先生(香川大学 医学部 脳神経外科)
- 新たな研究領域:CSF Dynamics
Glymphatic systemをはじめとして、髄液を含めた脳の“水”の動態解明は端緒についたばかりです。NeurofluidやCSF dynamicsの異常に起因する病態Fluidopathyといった新たな概念のもと、今後発展が期待されるこの領域の現時点での知見について議論いただきます。
[4月9日(金)第2チャンネル 14:20-15:20]
- Neurofluidsの運動を理解するために:
松前 光紀 先生(東海大学医学部外科学系脳神経外科学領域)
- Glymphatic systemのMRIによる評価:
田岡 俊昭 先生(名古屋大学 大学院医学系研究科 革新的生体可視化技術開発産学協同研究講座)
- 17O-Proton MRIによる中枢神経系の水動態イメージングの試み:
亀田 浩之 先生(北海道大学病院 放射線診断科)
- ASLの原理の理解と臨床研究への応用
近年ASLが急速に臨床の現場に普及してきました。しかし、この方法の解釈には脳主幹動脈閉塞狭窄性病変をはじめとして十分な注意が必要です。一方で、多くの領域で研究手段として汎用性が高いとも言えます。この両者の欠点と利点を踏まえた臨床研究への応用につき議論して頂きます。
[4月10日(土)第1チャンネル 8:40-10:10]
- 脳主幹動脈閉塞症のASL
木下 俊文 先生(秋田県立循環器・脳脊髄センター 放射線科)
- もやもや病におけるarterial spin labeling MRI:
田中 洋次 先生(東京医科歯科大学 脳神経外科)
- Arterial Spin Labeling によるスパズムの微小循環障害評価の試み:
奈良岡征都 先生(弘前大学 医学部 脳神経外科)
- 髄膜腫術後の残存・再発評価におけるASLの有用性:
菊地 一史 先生(九州大学大学院医学研究院 臨床放射線科学分野)
- 虚血性脳血管障害におけるMRI ASLの可能性:
小久保安昭 先生(山形大学 医学部 脳神経外科)
- 画像を用いた認知機能障害の臨床研究
認知機能は脳の機能の中でも最も重要なものです。近年は、アルツハイマー病をはじめとして、神経変性疾患による認知症が注目されています。しかし、脳血管障害、とくに脳主幹動脈閉塞狭窄性疾患でも認知機能障害は出現します。それぞれの領域における画像を用いた認知機能障害の臨床研究について議論をしていただきます。
[4月10日(土)第1チャンネル 12:50-14:20]
- 脳の機能的ネットワークからみた健常加齢と認知症の境界:
渡辺 宏久 先生(藤田医科大学 医学部 脳神経内科)
- タウ蛋白イメージングで明らかになった認知機能障害の病態基盤:
島田 斉 先生(新潟大学脳研究所附属統合脳機能研究センター 臨床機能脳神経学分野/量子科学技術研究開発機構 放射線医学総合研究所 脳機能イメージング研究部)
- アテローム硬化性脳主幹動脈疾患における血行力学的脳虚血と認知機能障害:
山内 浩 先生(滋賀県立総合病院 研究所)
- 頚部頚動脈血行再建術後認知機能変化とsmall vessel diseases:
小笠原邦昭(岩手医科大学 医学部 脳神経外科)
- 脳腫瘍術後における認知機能に対する認知予備力の貢献:
木下 雅史 先生(金沢大学 脳神経外科)
- 術中画像を用いた病態解明
脳を栄養する血管あるいは脳そのものを手術により変化させることができるのは脳外科医のみです。さらに、術中画像は脳外科医でなければ得ることのできないデータです。この貴重なデータを利用して、他の方法では見出すことのできない病態に関して議論をしていただきます。
[4月10日(土)第1チャンネル 15:20-16:50]
- ICGと経頭蓋的脳表酸素飽和度を用いた頚動脈ステント留置後過灌流の検出:
中川 一郎 先生(奈良県立医科大学 脳神経外科)
- AVM摘出術におけるHybrid手術室でのICG動注による術中videoangiographyの有用性:
島田 健司 先生(徳島大学 医学部 脳神経外科)
- 高次脳機能の神経基盤を明らかにする白質機能解剖の研究:
藤井 正純 先生(福島県立医科大学 医学部 脳神経外科学講座)
- 術中CTによる島回皮質グリオーマのLSA描出:
柴原 一陽 先生(北里大学医学部 脳神経外科)
- CEA術中 ICG による術後過灌流予測:
井上 敬 先生(みやぎ県南中核病院)
教育講演
- 平野 照之 先生(杏林大学 医学部 脳卒中医学):
脳主幹動脈閉塞急性期の再開通療法適応決定における画像解析ソフト
[4月9日(金)第1チャンネル 15:50-16:30]
- 岸田 悠吾 先生(名古屋第二赤十字病院 脳神経外科 神経内視鏡センター):
腫瘍残存部位の検討に基づく、大型下垂体腺腫の手術戦略
[4月9日(金)第2チャンネル 15:50-16:30]
- 柏﨑 大奈 先生(富山大学 医学部 脳神経外科):
脳循環とプラークイメージからみた頚部頚動脈狭窄症における脳虚血巣の発症メカニズム
[4月9日(金)第1チャンネル 16:50-17:30]
- 張 月琳 先生(上智大学 理工学部 機能創造理工学科):
数値モデルを用いた格闘技時の頭部外傷解析
[4月9日(金)第2チャンネル 16:50-17:30]
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